賞金も全部で300円、うち一等100円(現在の30万円ほど)で、大々的に呼びかけたようです。
懸賞には約2000点もの応募があったようですが、結果は思わしくなく、一等は該当なしという残念な結果となっています。その結果について、7月1日の広告で次のように評しています。 ↓
同じ年の大正9年4月の「中将湯」広告では、ちょっと変わったイベントが展開されました。 題して「中将湯商標模擬図案懸賞募集」です。
華宵が描いた「中将湯」の商標(中将姫のイメージ)を模した、「様々の変化のある面白い図案」(広告文より)を募集しています。↓
政治家、博士、皇族華族、実業家(の妻)、教育者など、
当時のオピニオンリーダーたちが、
「良妻賢母」と「モダンガール(新しい女)」という
新旧両タイプの女性のあり方について、海外の事例や
個人体験などを織り交ぜながら賛否を展開します。↓
新興俳句の旗手西東三鬼のアヴァンギャルドな感性と、ロマンチックで妖艶な高畠華宵の世界を、現代美術家の太田三郎が独自の感性と視点でつなぎ合わせます。
異なる世界をつなぎ合わせることから生まれるアートな感覚をぜひお楽しみください。
#高畠華宵 #太田三郎 #西東三鬼
#宇和島市立歴史資料館
「中将湯」は漢方薬ではありますが、その効能が科学的であることをアピールする広告がしばしば見られます。
西洋の薬学者・科学者らしき人物が描かれ、「中将湯」が西洋医学においても良薬であると証明されたとアピールしています。
本日は開館日です。宇和島市歴史資料館には「華宵の部屋」という展示スペースがあります。3ヵ月ごとに当館からの作品をテーマを設定して展示。現在は第33回「花の色は移りにけりな」展です。華宵作品といにしえの雅びな世界をご堪能下さい。
このワークショップは「三鬼と三郎と華宵ー太田三郎がつなぐ過去と現在/イメージと俳句」の関連イベントです。
太田さんと言えば切手の作品が思い浮かびますが、
新聞紙もまた切手的な運命を担っているのではないか、
と考えたところからWSのアイデアが浮かびました。
???どういうこと???