これ、「手塚治虫の絵柄に影響を与えた漫画」としてファンの間では結構有名な作品で、絵柄だけでなく作中の随所に手塚っぽい演出や表現が散見できる。
私、この「茶葉が手に入らない社会で、代用茶でお茶会を続けている人々」という『アフター・ロンドン』の設定が好きすぎて、『コミケへの聖歌』でもパクってる。
「ぶつかりおじさん」は、「ぶつかりますヨ、ぶつかりますヨ」と呟きながら、通行人に片っ端から頭突きをしてまわるおじさんの話で、上のまとめと違うのは、相手が制服警官だろうが遠慮なくぶつかっていくところだ。
で、その努力の末に出力したのがコレ。
「これはどういう意味か」と問い質したら、「ヒロインがリレー走でバトンを受け取り損ねたが、転がったバトンを追いかけてるうちにゴールして逆転勝利」を表現した漫画らしい。
ナランチャの頬にフォークを突き立てたフーゴの気持ちがよくわかった。
あと、個人的にはランちゃんが一番好きなキャラだ。
「ぶりっ子の腹黒女子」と思わせておいて、実は本当にすごくいい人なあたりが。