先述の宮谷一彦「夜明けよ急げ!」からもう一つ。主人公のギタリストはグループサウンズから脱退し、ブルースを追求していたが、所属していた大手プロダクションから制裁される。「馬鹿め 馬鹿たちめ」というセリフに覚えがあると思ったら、「チョコレート・デリンジャー」だこれ。#吾妻ひでお
とり・みきが1984年の「少年のための天才マンガ家入門」で「未成年の喫煙は少年誌ではタブー」と書いてるんだが、「るんるんカンパニー」「クルクルくりん」と同時期に少年チャンピオンで連載されてた佐藤宏之「気分はグルービー」では高校生の主人公たちが酒タバコほぼ無規制(笑)。なんでだろ。
で「ローリング・アンビバレンツ・ホールド」次のコマ「ここんとこの動きはこうだろうか」。これは手塚治虫「フィルムは生きている」のキャリア40年のアニメーター、断末魔さん、通称「断さん」のセリフから。吾妻マンガでは多用されていて絶対試験に出るから覚えておこう。#吾妻ひでお
同じく吾妻ひでお「ローリング・アンビバレンツ・ホールド」から。「こんな時永島先生なら……」という通り、片足を地面と平行に上げた歩き方は永島慎二の特徴。画像は「フーテン」から。#吾妻ひでお
>とりみき・小山田いく・神矢みのる諸氏を中心とした若手作家
そのちょっと前の時代にも少年チャンピオンにはこんなのが。 https://t.co/K6GYfXPti8
土田よし子先生死去との報に接し、いつもの漫画アクション増刊「ギャグアクション」から引用。当時フジオ・プロ唯一の女性アシスタントだったので赤塚御大から送りの車内でさんざんセクハラされた模様。ただ入れ替わりに入った妹によると具体的な行為に及んだことはなさそう。
「ローリング・アンビバレンツ・ホールド」の次。背後に笑うゾウが出現し「お父さんの帽子だ!」という謎展開。こーゆーのが「不条理」ともてはやされたわけだが、実はNHKみんなのうた「誰も知らない」(作詞:谷川俊太郎)が元ネタ。#吾妻ひでお
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