平田弘史先生が1997年から2001年までオールMacとペンタブで執筆した「新首代引受人」。Macがフリーズして15日間分のデータがパーになり、先生は手描きに戻られた。
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手塚治虫「どろろ」の泣けるシーンといえば、無一文で幼いどろろを連れて放浪する母親が、お寺の慈善で貧民に施しを与えるところに遭遇するが、熱いお粥を入れる器がない。そこで彼女の手のひらにお粥を盛ってどろろに食べさせる場面だな。涙無しには読めない。
ところで「忍者武芸帳」の描写が残酷極まりないのは事実で、女忍者明美は主人公の子を身篭った臨月だった為、完全に身を隠すことが出来ずに破水した血の匂いで発見され、数名の敵忍者に胎児ごと五体バラバラに切り刻まれて殺される。作者のリミッターが完全に外れている。
ヒヒの姿をして大勢の女を食いまくる伊藤博文。神社に伊藤の子分が伊藤博文の銅像を建てたが「神聖なる神社に好色爺の銅像を建てるなど不埒なり」としてフンドシで銅像が引き倒された図。
性差別論議が華やかな昨今、女性の地位が男性より遥かに上で、男性は便所の中に住んで女性の排泄物を食べて生きているジョージ秋山の男性差別ギャグ漫画「ゴミムシくん」はどうですかね。
「漂流教室」には様々な怪物が出てくるが、一番怖いのは怪物ではなく、ただ1人生き残った大人で、給食のおじさんの関谷なんだよな。