女に生まれてラッキーとか、ファッションや出産を楽しみ女らしく生きるのが喜びとか、疑問に思わない女の子は決して多数派ではない。女に生まれたことを呪いと感じるあなたはおかしくない。少女漫画がくり返し語り続けてきたこと。
「自己の性に疑問を持ち、自分らしく生きたいと願う極めて少数の人々に何故恐怖するのか?」なぜ少数と思いこんでるんだか。女は己の性に疑問を持ち、自分らしくと願いながら叶わず生きている人が大半でしょ。少女漫画で何度も描かれてきたこと。男は知らん。
渡辺河童『性別デストロイ!~女でも男でもない中性人生日記~』より「当時は何の検査もなく医師の診断も必要なく、そのままホルモン剤を打っていました」医師の驚きの無責任さ。
『私も知らない月経の話』「生理激重人」安堂友子さんが月経にまつわる歴史や雑学を調べるコミックエッセイ。生理軽人の私でもつらすぎて、猫を吸わずにいられない。女性同士でも語りづらい問題だったけど、最近だいぶ可視化・共有されるようになったのは進歩。 https://t.co/p8Bek6znFN
「女に生まれて良かったと一度も思ったことが無い。まして男に生まれたかったとは思わない」とか「恋をしたことがない。そもそも人と親密になるということがわからない」とか。お約束通りに生きられない女性達の描写、時代を先取りしすぎてる感ある。
『女の体をゆるすまで』第6話。性同一性障害の診断、ホルモン治療をするか否かってこんな風に決まるの? 体を嫌悪するようになった原因は放置して、被害者が薬や手術で体を変えて救われたことにする治療っておかしくない?https://t.co/jrjA5TYIXk
公衆の場で人目を気にせず立ちションできる男性、というのは、てらいまきさんのフィンランド旅行記にも描かれているし、私も日本で目撃したことがある(一度や二度ではない)ので、たぶんどこの国にもいる。でもおかしいと嫌がる男性もちゃんといるはずだ。いてくれ頼む。
鈴木ジュリエッタ(すごいPN)『忍恋』今時、忍者もの?と訝りつつ読んだら、おお、オーソドックスな少女漫画である一方とても現代的。素晴らしい。女の子が女の子であること、性別や体を肯定的に描く、こういう作品がもっと注目されてほしい。
玖保キリコ『英語道』へえ、こんな漫画があったのか、玖保キリコさんロンドン在住なんだ、と何気なく購入。お気楽な英語エッセイかと思いきや、文法など意外としっかり解説されている。値段のわりに濃密な内容でお得感。https://t.co/vTJIsKHByU