美人と不美人の親友同士で体が入れ替わってしまう漫画なら、坂井恵理『鏡の前で会いましょう』いいですよ。短い巻数で、美人も不美人も女ゆえに受ける抑圧から逃れられずにもがく様を丁寧に描いています。『「ブス」という言葉には呪いがかかってる「おまえなんか誰からも選ばれないぞ」って呪い』
松井雪子さんの『ぐうたら山暮らし』によれば、日本の混浴温泉には「親鳥を追う子カルガモのような」男性がいるらしいので、性別お構いなく開放的になれそうもない。
流水りんこさんの『インドな日々』1巻(2000年発行)にヒジュラ登場してたな…と確認したら、この頃すでに神秘性がブレている。
10年くらい前、汚部屋脱出本を始めベストセラーを連発した池田暁子さんのコミックエッセイ、大人のADHDの特徴が顕著に描かれてるんだが、指摘する人いなかったのかな。当時まだ認知が進んでいなかった?
萩尾望都『A-A'』シリーズに登場する一角獣種という種族、コンピューターの扱いや情報処理能力に長ける、聴覚が敏感だが、身体能力はにぶい、感情表現が苦手なので人間関係に支障をきたしやすいといった設定なんだけど、今読むとまんま発達障害。
『性別が、ない!』1巻にも、何も問題ない身体なのに自分は半陰陽と言い張る女性が出てくる。無性とか中性とかロマンティックな存在のように思いこんで、なりたがる人というのがいるんだろうな。
いちおう切ったり縫ったりする簡単な手術を受けたのですが、私があまりにも痛がらないので、先生が「もしかしてかなり鈍感な体質ですか?」をオブラート100枚くらいに包んだ言い方で訊ねてきました。
この動画がRTされてくるたび「おじさん、漆原教授みたいなことしたのかな…」と思う。
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明日から5月とかハハハご冗談を。明日は4月31日ですよ?
と毎年この日に呟いてるんですが、今年はドラマ化おめでとうございます。
虐待等で親元にいることが難しい子供に必要なのは『残酷な神が支配する』4巻でジェルミが電話したような、助けを求めたらすぐ「あなたを安全な場所へ保護します」と答え、即物的に家から引き離してくれる施設ではないのかな。身も蓋もないけど、衣食住と金銭の問題。
この雪柳さんのように、乳房をつけて堂々と男湯に入る方が、性の攪乱ではなかろうか。ペニスがついた身体のまま女性とのセックスを楽しみ、女湯に入りたがるって、変態や撹乱どころかすごく凡庸な行動に思える。