#令和に甦る「手塚治虫追悼」
月刊少年ジャンプ5月特大号
ゴッドファーザーの息子 追悼再録
俺はこれを始めて読んだ時はゴッドファーザーという映画を見て無くて、
ゴッドファーザー→神の様な父
の息子…、ああ、手塚治虫自身の事か。自伝だしな。
と思ってしまった。
最初と最後の頁の柱が追悼文。
この賽の目三太郎との対決も好き。
薪を一本弾いて、「消えたら抜け」とやっておきながら、消えずに夜明け。決闘お預け。
肩透かしなんだが、やっぱしカッケー!って思ったし、今もカッケー!って思う。
人によってはギャグと捉える人も居るかも。
@Acky_phoenix 実はこの眉の太さも違和感でした。
手塚漫画って通して読むと、一作品に一つの共通のテーマが有る様に思うっす。アトムでは「ロボットの多様性と、そこから見える人間」ですかね。このラストのセリフは、そのテーマを言ってると思いました。
だからキリッと眉が太く成っちゃった。とか?
@Acky_phoenix アトムも服は着ず懐かしのヒーロースタイル。
作中の絵ではもう五本指表現に成ってるのに、表紙絵は四本指。
TVシリーズの一編として描こうとしたからラストのこのコマを、ブラウン管的縁取りで締めくくった。
久々に読み返して見るとそんな感想が出て来ました。
@Acky_phoenix この飛行シーンも、思わず「腕、短か!」って思いました。
多分なんですが、シルバータワーはマルス前の作品なんで、TVシリーズの一編として描こうとしたんじゃないか?って思うんです。だからアトムの頭身を下げたかった。
それがこの登場3コマ目のこの絵に出てしまったのかなと。
@manauchi サンコミックスでは前描きが足されてて愉しいんですが、これは全集版には収録されてない。
サンコミックス版は凄く力入ってる。虫プロ倒産も落ち着いた頃だったのかな?
確か少年サンデーコミックスには再録されてた様な気がするけど、まだ段ボールから出てこないから確認出来ない。文庫版だったかな?
@manauchi 「イワンの馬鹿」は単行本ではアルバイトで宇宙船に乗り込むけど、連載では「キリストの目」で家出したまま宇宙船の気筒で寝てしまい、そのまま密航w。家出は「エジプト陰謀団」まで引っ張てる。
「エジプト陰謀団」もそれに合わせて描き変えられてる。天馬博士とも「イワンの馬鹿」で会ってた。
BJか!?って言いたくなる手術シーン。
こんなに細かいの必要?って思ったが、これが有るからリアル感が高まる。
ビッグXのこの辺りの描写が、今のなろう系の転生転移物のテンプレートに見えてしょうがない。神様から貰ったチート能力で、その世界の敵と一段落したあと、能力の許す限り人助けに回る。出来る事と出来ない事が有るのも同じ。ついでにその後ホテルでよく襲われる。