ドカベンは柔道編の時伊賀谷栗助というキャラが出てくるがこれはスポ根漫画の元祖福井英一先生作イガグリくんのパロディキャラである。恐らく水島先生は少年時代この漫画が大好きだったに違いない。山田太郎の真面目で正義感の強いキャラクターはそのまんまイガグリくんである。
用事で原宿に行く際もうじき壊される駅舎を撮影する。クラシックで美しいこの駅舎が無くなるのはとても寂しい。原宿には10年近く住んでいたので思い出が沢山ある。拙書HONEY!!に出てくる原宿駅は今は無き歩道橋の上から撮影した写真を資料にしている。
別冊マーガレット71年9月号。現在のデジタル作画において集中線はまったくもって正確無比だが、この時期はこやのかずこ先生や和田慎二先生(デビュー作)を含めほとんどの人が明らかに消失点を決めずに集中線を描いている。その歪みが今見るとなんとなく愛おしい。
1970年の別冊マーガレット。当時アタックNo. 1で人気絶頂だった浦野千賀子先生のバンカラ太陽より。ハレンチブームだったとはいえ少女漫画でこれは…つぎはボインをねらえーっ(;´∀`)
70年当時の漫画は隅っこの柱の部分に編集さんがストーリー進行の説明を入れていて、例えばこの美内すずえ先生の名作赤い女神にもいちいち入ってる。読んでるのだから書かんでもわかるっつーの。でもって後半テンションが上がると説明がキャラと同じ口調になったり…(笑)
色々気になる1970年の別マ。めっちゃかわいい忠津陽子先生の漫画の下半分を使ってめっちゃ怖い石原豪人画伯の挿絵付き怪談をぶっこむこのセンス。一体何を考えているのか…(;´∀`)
1970年(昭和45年)の別冊マーガレットを読んでいたら新人の入選作の脇役のキャラに手塚治虫先生の三つ目がとおるの主人公写楽にどう見てもそっくりな脇役の男の子が!三つ目の連載が始まるのは74年なので4年前!偶然にしても面白い。
うわわわわわーー!!ながやす巧先生からお花が届きました!!大感激です!!
60〜70sの少女漫画でたまーに気になるのが、女の子がおおおおお、という泣き声を発することである。あああ、とか、わあああ、ならわかるのだが…当時はおおおと泣く女の子がいたのだろうか?それとも舞台劇等の影響?