韓国のアーチェリー漫画『X-10』に、ナムグン・ヒョンという名前のキャラが出てくるのだが、この「ナムグン」が武侠漫画でお馴染みの「南宮」であることにさっき気がついた。中国でも朝鮮半島でも、南宮はかなり珍しい姓だよね、たぶん。
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数奇な宿業の下に生まれ、仙人から力を授かったものの、ある事件により記憶を失った主人公。彼を守る謎めいた盗賊の美女。護衛として雇われた賞金稼ぎの好漢。勢いに任せて次々登場する達人怪人。古き良き武侠漫画だ。
第一話がいきなり女の子の野外放尿シーンから始まるし、清楚系ヒロインの胸元に不自然な穴があるし、悪役キャラの胸元もバーンだし、しかもこれ全部一話内の話ですよ。だいぶ中国のイケイケな漫画に慣れているぼくでもちょっと胸焼けするほどの油っこさ。
作品のキモであるはずの英霊召喚システム(的なやつ)は、使用コストが高い上に主人公が素で強いのであまり出番がなく、20話にしてやっと二人目の英霊(作中の表現では「英魂」)が登場。ちょっと予想外の大物(武侠小説的な意味で)が出てきてオオッ!となった。