なかよし1963年4月号付録、竹中セツ子「チビッコ校長」。白ばら洋裁学校ののご令嬢がママの代理で校長になって大活躍という連載作品です。竹中セツ子は見ての通りわりかし達者な方ですが、わずか数作品しか作品が発見できません。別名義が存在するかどうかも今の所詳細不明の謎の作家です。
左馬一平「悲恋三万石」。貸本漫画としてはえらく大人向けの描写があるので有名。しかも作画も設定もわりかしきちんと作られている。
財政困窮にあえぐ川間三万石、しかし隣の藩の塚田五千石は財政が豊かであった。その秘密を探るために家老の娘梢が隠密となって塚田藩に潜入した。塚田藩の秘密とは…
国分正三「給仕忍法帖」。国分正三については全く不明。絵はわりかし達者ですが、コマ割りが妙に細かくてちょっと変わった雰囲気です。作家で調べてもわずか2作品しか出てきません。うーん。
池川伸治「奇母・奇墓」。娘の一念により墓場から甦った母(^_^;)。それにしてもこのタイトル、なんて読むんだろう。「きぼ・きぼ」? 「きはは・きはか」。正解がわからない(;´Д`)。ちなみに落書き多数なんでご注意を。
池川伸治「フローラと獣 フローラの巻」。原作付きです。京・速(きょうはやみ)という原作者は当時高校生くらいの女性だったそうです。現在は風媒花というハンドルネームでブログをやられております。
池川伸治「うばすてやま」。現代の姥捨て山を描く社会風刺かと思ったら全然違った(^_^;)。陰気な性格を治すため少年が始めた治療は人を殴ることだった!? さすが池川伸治。誰も思いつきそうもない話だ(^_^;)
B4サイズの複製原画で山岸凉子が2点と木原敏江が1点。白泉社HMC(花ゆめマンガ家コース)の投稿原稿を返却するさいに添付された指導用の複製原画です。脇に鈴木光明の指導用解説がついてます。