(これもなにげに重要な設定なので本編で何度か書いていますが)シロマサワールドの全身義体が「脳組織」「脊髄」だけではなくて「ミニ生体肝臓」「ミニ死体副腎」も含まれているのは「電気信号やホルモンの流れ含めて肉体情報をすべて」入れないと肉体として義体が認識して動かないためです。 https://t.co/5ILjtahoWA
原作の(←ここ重要)攻殻世界のゴーストについて紅殻のパンドラ本編でも説明はしているのですがニコニコのコメントなどを見るとやはり勘違いしている方がちらほら見受けられるので説明します。まずシロマサワールドの大前提が「心身一元論」つまり「肉体と魂は不可分」です。
これら一つの開発話や組織や国により争奪戦などを描くだけでも漫画が一本描けるのです。「攻殻機動隊」も「電脳世界(電脳界ではないので注意)」の説明のために描かれたお話です。
この適合者(アデプタ)たちの能力を荒巻は「エスパーより数の少ない貴重な才能」と評しています
草薙素子や七転ネネのような適合者(アデプタ)と呼ばれる者たちは「脳→OS→(人体の)人工神経回路(疑似神経回路)→義体」と言う手順の「OS→(人体の)人工神経回路(疑似神経回路)」部分を自身の「体質」や「才能」で補うことができるので義体の開発技術が不完全な時代でも義体を動かせます。
これはジェイムソン型や義体が人外の形をしている場合でも同じです。ロボットやバイオロイドにも応用できる技術です。この人工神経回路の基礎を作ったということはシロマサ歴史に名を残すくらいの偉業だと思いますよ
ではどうするかと言うと 脳→OS→(人体の)人工神経回路(疑似神経回路)→義体 と言う手順が必要です。つまり脳に疑似信号を送り込んで機械の義体を自分の肉体と誤解させて動かす。と言う手順が必要になるのです。