ではどうするかと言うと 脳→OS→(人体の)人工神経回路(疑似神経回路)→義体 と言う手順が必要です。つまり脳に疑似信号を送り込んで機械の義体を自分の肉体と誤解させて動かす。と言う手順が必要になるのです。
この「マニュピレーターで殴るSF作品なんてダメだー」問題はSF好きなら頭をよぎる問題ですよね。紅パンもちゃんと考えて描いています。パトレイバー(原作版)では殴った後ちゃんと指の関節が壊れていましたね
シロマサ世界では全身義体へは疑似体内信号を使い義体を動かします。通常この神経回路の再マッピング作業には最低でも一か月かかります。ネネは才能も有りますがこのテストの前に何度かシミュレーションや調整を受けている(時間はたくさんあったので)と言う設定です。
紅殻のパンドラの世界は六道漫画の視点から見ると「エクセルたちが存在しない世界」と言う位置づけです。ウザルの組織名がアクロスを名乗っていたり世界征服を宣言しているのは歴史の強制力で「エクセルたちの役目」をなぞっているからです。
この適合者(アデプタ)たちの能力を荒巻は「エスパーより数の少ない貴重な才能」と評しています
七夕姫は仏質だけでは現世に干渉できないのでネネリオン(過去の自分)のより強い想いが宿っている母親の形見部分を触媒にして電界25次元に降臨(じゅにく)しました
最終巻で彗星のように登場した謎の新キャラ「Dr.クラリオン」の著書にも「THE」が付いています。「THE」は大事。
アニメの紅パンでは原作とは違って、ネネはクラリオンがロボットだということを最初から知っている(という設定だ)と昨日知りました。そうだったのかー!原作では人間と思い込んでいます。
(原作派には有名なネタで)バトーと言えば「俺の目を盗みやがったなー!!」で有名ですがあれもIGアニメ版特有の性格で、原作バトーは逆に対象者の目を盗んでいます。個人的に「俺の目を~」も好きな演出なんですけど毎回毎回あれをやられると、またかと思ってしまいますね。