つげ忠男「忘れがたきヤツたち」第二集
主人公は少年期の作者がモデルだが、相変わらず風で肩切るアウトローたちのかっこよさ!そして高度成長へ向かう世の中の群衆たちがこれでもかと画面に溢れる。私が漫画界で最も愛するこの虚無を含んだザラリとした画質を見よ!
「苦行くん7(選ばれた店)」をお楽しみください。
ちっこいロボットは苦行くんだけではないのだ。こいつは何者か?
ロボットも生きていくのは大変だよ。海で出会った彼と彼女の運命は?「苦行くんーふたりの海』
AX164:松下由未子「たるすけ」冴えない中年男性が誠にリアルで泣けてくる!大家さんがドアに押されて転ぶところもイイ!・松浦だゐき「開拓の手」馬で開墾に励むとは、おそらく明治時代だな?・塚原裕基「デーゲーム」友達の母親の肉感がたまらない! この3作はザラザラした絵の魅力がたっぷりです!
「苦行くん8(迷走する銘車)」をお楽しみください。
超高級スポーツカーに乗ってヘンなロボがやってきたぞ!?
「SPECTATER Vol.53 1976サブカルチャー大爆発」
新作「夜の魂」10pが掲載されております。オカルト花開いた時代にふさわしく、懐かしのQJテイスト復活か!勢いを大切に泥臭さを心掛けたしだいであります。ぜひご購入あれ!
MograBooks Extra 10 グループE
西村ツチカ「リモート動物会議」:これは傑作!面白かった。しかもカワイイ!いまさらだけど画面処理の的確さ(1コマ内の画量バランスとその変化)たるやスキがない。
年刊誌「怪奇」第九号
後藤友香「未知との遭遇」:これこそ一般性を気にしない快感に出会える漫画だ。 ReguRegu「月彫譚」:描線を離れた物質感のある絵が魅力的。 まどの一哉「私の太陽」:基本的に昔のギャグ漫画から逃れられない様子…。
初めての長編漫画「西遊」(2012年・ワイズ出版・1300円+税)をご紹介します。交通事故をきっかけに異空間大陸へ飛ぶこととなった青年。悟空となって仲間とともに天竺を目指すが、意識は始終現代と交錯する。じつはとても悲しい愛と死の物語。泣ける!
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