『アマゾネス・キス 2』意志強ナツ子:濃いキャラが続々と登場。面白かったです。傑作。一人目の神と言うか奇人風なヘラクレス義雄は強烈。 図々しい小森たいき君だけど、嫌いなトレーナーにトレーニングしてもらってるシーンでは感情移入しちゃったなあ。第3巻で終幕だそうで、読むのが楽しみです。
『おかえりアリス(1)』押見修造:面白かったです。傑作。初心な主人公が片思いしてる、幼馴染・三谷結衣は最高に可愛い清純派(今のところ)。高校入学の日に再会し、「男はもう降りました」と自己紹介した、もう一人の幼馴染・室田慧は積極的な「超美少女」。令和の『ストップ!! ひばりくん!』か。
『extra幻魔大戦 ④ part1』原作 平井和正 漫画制作NN:1年以上待ったGENKEN編のコミック第4回(原作第7巻『浄化の時代』)。part1は久保陽子の救出。面白かったです。陽子の悲劇は辛いけど、東丈、三千子お姉さん、井沢郁江、田崎宏の4人が一緒に行動する、貴重なエピソードだった。しかも、幻魔結界。 https://t.co/E6iXvp1WJR
新たな主人公で新シリーズが始まると、旧作の主人公が脇役やゲストで登場したりするじゃないですか。コミックの『ウルフガイ』にアダルト犬神明風の神明が登場したのも、同じケースだと思う。『狼の紋章』の大ヒットで、旧作『狼男だよ』が注目され、続編が執筆されて、アダルトウルフは主役に戻った。
『コブラ 第5巻 ラグ・ボールの巻』寺沢武一:宇宙海賊コブラのSFアクション。20世紀以来?の再読。面白かったです。大傑作。絵もストーリーも素晴しい。グラマーな美女たちの描写も魅力。特にこの巻はスポーツ物としても最高。米国の作家の作品だったら、何度も映画化&ドラマ化されてると思うなあ。
医師会関連のニュースが多いけど、手塚治虫神の『ブラック・ジャック』「報復」を思い出すなあ。「報復」では日本医師連盟の会長がブラック・ジャック憎しで首相を脅す。全国の医師が無期限ストをするぞと。「報復」発表当時の日本医師会会長(25年間会長を務めた)は、全国一斉休診を強行したらしい。
『絆』坂口尚:『別冊奇想天外 No.9』(1980年1月)掲載。謎の「疫病」により世界中であらゆる物の崩壊が進む。主人公である不倫カップルの絆は…。人類滅亡物。救いがないです。でも、傑作。扉絵の『アダムの創造』の神とアダムの指が遠く離れているのが…。コロナ禍も人と人との交流を遠ざけるよねえ。
『惡の華 (一)~(十一)』押見修造:連載中からラスト含め断片的に読んでいたけど、全編読了は初めて。面白かったです。大傑作。前半の狂乱の変態中学時代は最高にスリリングだし、後半の静謐な日常も良かった。仲村さんをもっと知りたかったけど。佐伯さんが意外と性悪なのも良いね。本棚に大島弓子!
『extra幻魔大戦 ④ part2』[原作]平井和正 [漫画]NN:part2は、全編が『幻魔大戦 7 浄化の時代』の東丈クリスマス講演会。漫画化凄い! 現在、世界中が新型コロナ禍で、日本でも強力なリーダーを待望する声がかつてなく高まっていて、東丈の「悪の救世主」についての警告がタイムリーに思えました。 https://t.co/E6iXvp1WJR
『戦争は女の顔をしていない 2』[原作]スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ [作画]小梅けいと:待望の第2巻。面白かったです。前巻同様に戦争当時の話は読み応えがあったけど、原作者の取材体験の独白も良かった。元女性兵士は妻にしないと語る男性や取材相手の「一人の人間の中にある二つの真実」。