『暴力バカ一代』聖レイ
(「とまとギャル白書」収録)
この作品が発表された昭和58年、梶原先生は傷害事件で逮捕。
機を見るに敏なりと言えども、これはかなりやってしまった感があると思うが、問題にはならなかったのだろうか。
聖レイ
『肉色ゲーム』『黒い妖精』
こちらは同じ作品が掲載されているが、後者はゴア描写の部分が反転されている。
無修正にいきなりモザイクをかけられたみたいな違和感を禁じ得ないのだが。。
猟奇色強目の作品を集めた選集とか出たら絶対買うのに。
『食の探求者』山野一
月刊漫画ガロ 1984.12掲載
『夢の島で逢いましょう』に収録されているこの作品、新装版からは削除されている。
氏の他の作品と比べて特段問題があるようには感じられないのだが、何故だろうか。
人肉食描写なら『荒野のハリガネ虫』にだってあるしねぇ。
基準が良く分からない。
「怪奇 (グロテスク) 創刊号」
レインボー祐太氏と川勝徳重氏の共作によるミニコミ誌。
ずっと気になってはいたが発行部数も少なく、半ば諦めていた所を某古書店にて偶然に発掘。
奇しくも今年の大まん祭は久呂田正三の『六本指』復刻もあり、いい流れで迎えられそうだ。
『骨なし村』
原作:佐藤有文 画:江原伸
別冊少年ジャンプ 1970-07
原作は未読なんですが付録等含め何バージョンか確認されているとの事で、こちらはジャンプに掲載されたコミカライズ。
江原伸と言えばひばりの野球ものぐらいしか思い浮かばないのだが。。
とりあえずコーラを飲むと骨が溶ける的な話
まさか大まん祭でゴリ婚の新刊が買えるなんて思わなかった!
ていうか、もう半ば諦めていただけに嬉しさもひとしおですよ。
グッピー書林さん有難う!
つのだじろう
『サラリーマン諸兄に捧ぐ』
後年は心霊漫画家としてのイメージが強いが元々ギャグ漫画から始まっているだけあってこういった軽妙洒脱な作品も上手い。
基本は昭和のサラリーマンの悲喜こもごもが描かれるが、これなんか正に現在で言うところの意識高い系そのもの。
流石はつのだ先生。
ザ・ムーン読了。
物凄い疾走感にページをめくる手が止まらない!
そして反核と言えば、やはりこの人中沢啓治先生。
1978年に共産党から発行された冊子『明日へのスケッチ』は何処かで見たようなキャラが有事法制の恐ろしさを煽りまくる一品。
ある意味今と言ってる内容はあんまり変わらない。
『灰色の雲のすきまの青空』
みやわき心太郎
マンガ図書館Zで読む。
『親さがし捨吉』に似てるなあと思ったらリメイクなんだね。
未収録の短編集も読んでるけど『アパート百万弗』とか面白いし、子供の描き方がすごく上手いと思った。