専門学校のマンガ講師になるとは思ってもいませんでしたが、講師になったから「マンガ表現の仕組み」に気づけたし、「マンガのマンガ」を描くことができたし、今の自分が作れました。
道は自ずと造られていくものだと思います。
マンガ少年でデビュー後、喰っていけないためマンガを断念。
その10年後、コロコロコミック藤子賞佳作で担当付きとなるが、やはり簡単にはデビューできなかった。
こんな事は当たり前のように起きるのだ。
怖い・・・。
ネームなしで仕上げたマンガは、自分らしさが滲み出て面白いマンガだったような気がします。
ネームで打ち合わせを繰り返すと、何が面白いのかどこが面白いのか分からなくなります。
フキダシに入るセリフは、量が多いと読みづらく読み手の負担になります。
説明をするようなセリフを避け、簡潔に読みやすく整理し「人物の表情+セリフ」でニュアンスを伝えると、スッキリと読みやすくなり、マンガ表現として効果的です。
NOTEで読めるマンガ
「ナックルボーイ」(コロコロコミック)1995年掲載
https://t.co/osYwnPNh2H
NOTEで読めるマンガ
「むらさき荘3号室」(マンガ少年)1979年掲載
https://t.co/46dALH3vHu
●どこにいるのか分からない
●それぞれの登場人物の位置関係が分からない
●主人公は誰なのか分からない
「顔マンガ」だと「これらが伝わらない」ため、「マンガ表現」としてはNGとなります。