クロノアの髪型を見ようとするガーレン達。
必死に隠すクロノアのワンシーン。
セリフが分からなくても、コマの流れだけで「なんとなく」分かるように描くのがマンガ表現だと思ってます。
コマ展開・コマ構成に関した、やや難易度 の高い課題。
トライしてみてください(^^)
頭で考えるのと、実際に描いてみるとでは大違いなことが分かります。
#かとう式マンガ表現基礎課題
初心者が描きがちなマンガが「上」です。
何が描かれているかは、読者の想像に頼り過ぎです。
分からないわけではないけれど、マンガ表現としては幼いです。
マンガとして表現できているのは「下」なのですが、描き慣れてこないと難しいです。
過去の作品をピックアップして載せてみる。
藤子賞に応募して受賞、掲載されたコロコロデビュー作(この時すでに40歳)。
ここから本格的にマンガ家としての活動が始まりました。
「チョコボのふしぎものがたり」
最終話のラストページ。
前話の展開がシリアスで、最終話はさらにシリアスなバトルの展開にしようと思っていましたが、担当者さんに「シリアス過ぎてつらいのは避けたい」と言われ、最後は気の抜けた間抜けな倒し方となりました。
絵にしやすい文章でシナリオを書かないと、文字を絵に変える事がとても難しくなる。
(マンガのマンガ/ストーリー構成編より)
コロコロで連載した私のマンガ原稿で、「サイファー」はとにかく時間がかかりました。
アシスタントを使わず、最初から最後まで私一人で描いたので、ホント時間がかかったのであります。
読みやすいマンガを描くためのマンガの描き方ガイド。
「マンガのマンガ」新シリーズ(有料)、noteにて更新中。
1限目のラストページ。