見ただけで「誰のセリフなのか」判断できる描き方をすると、読者に負担をかけない表現になる。
上の描き方だと、誰が山下で誰が川上なのか?
読者にかなりの負担をかけているため、読みづらくテンポが乱れる。
表情を明確にする事で、マンガとして伝わる内容がガラリと変わります。
3例を描き分けてみましたが、他にもたくさんあります。
模写をすると絵が似てしまうからよくない…という人がいます。
そんなことはないです^^;
最初は皆真似から入ります。
描いているうちに、嫌でも個性は出てきます。
つげ義春作品を見れば顕著に分かります。
専門学校の学生に配る教材のつもりで描き始めた「マンガのマンガ/コマ割りの基礎編」。
ある程度ページがまとまったので、3冊ほど手作りで本にしてみたのがコレ。
その内の1冊を銀杏社さんに送ったら、面白いからと書籍化していただいた。
「チョコボのふしぎものがたり」の最終話の最後のページ。
キャラクターではなく、会話の台詞だけで終了させたラストシーン。
愛読していただいた人に「チョコボとモーグリの親密なつながり」の冒険を思い浮かべて欲しかった。
ポイントは2コマ目。
チョコボに顔を見せないモーグリ。 https://t.co/v2TbPr3Bie