扉と冒頭4ページはとても大事。
その5ページを見ただけで、マンガを描いた人の力量が分かってしまいます・・・マジで。
ツイッターに載せた時「セリフが多い方が好き」と言われた事があリました。
「蓼食う虫も好き好き」なので「どうぞご勝手に」なのですが、マンガの表現で重要なのは「セリフ」ではなく、「描かれている絵」だということは理解してほしいです
マンガというのは「セリフと絵」の連動で面白さが発揮される。
フキダシが無いとただの「絵」だけれど、フキダシ(セリフ)と一体化した途端そこに時間が生まれストーリーが展開する。
これが「マンガ表現」と呼ばれるもので、マンガの面白さはここにある。
ネームなしで仕上げたマンガは、自分らしさが滲み出て面白いマンガだった気がする。
ネームで打ち合わせを繰り返すと、何が面白いのかどこが面白いのか分からなくなる。
「めんどくせーなぁ」と思った。
マンガのシナリオ(一部)をコマで割ったものと、実際に描き上げた原稿。
私はこういうシナリオを作ると、「コマ展開・コマ割り・コマ構成」が楽になります。
ストーリーマンガ表現に必要な「知識や技術」は、頭で「理解する」のではなく「身につける」事が必要です。
「知識の実践」を繰り返す事で、身に付いていきます。
↓「マンガのマンガ/ストーリー構成編」より