読者の負担を減らすために「状況説明」のコマは必要。
こういう分かりにくい表現をされる人。
ごく稀にですが、出会って衝撃を受けます。
どう指導したら適切なのかに悩みました。
いくら言葉で説明しても、こういう描き方が身に付いている学生の場合は理解してもらえない傾向があるのです。
その後、添削として一例を描き、一目瞭然に教えるためには「添削」が有効なのだと気付いたわけです。
マンガ家になってみないと分からない「必要な才能」。
私には欠けていたもので結局最後まで身に付かず、今でも苦労してます。
頭で理解したつもりでも、それを具体的に描き出す事は容易ではありません。
ストーリーが浮かんでも、それをネームに起こすのが難しいのはそのせいだと思います。
「マンガのマンガ/ストーリー構成編」より
「セリフを見せるためのフキダシ」だから、「どこに配置してもいい」と思っている人いませんか?
「フキダシが絵の邪魔をしている」のは、「絵を描いていないのと同じ」事になるので避けてください。
「フキダシとセリフ」の描き方には、暗黙の約束事があります。
意図的に例外として描くこともありますが、基本的にはコマのワク線に対応した描写となります。
20年近くマンガ講師をしているけど、困った学生との出会いってあるのです。
既に卒業しましたが、ホントに衝撃的な学生でした💦。 https://t.co/0jE4L2YoV6