続き28
講談社フェーマススクールズ。
通信制の学校ですが、授業も受けられプロの方から直接指導も受けられます。
前からずっと持ち込みの度に画力を上げなさいと編集に言われ続けてきたので絵の勉強をするために3年前に入校しました。
封書の内容はその学校が経営破綻のため廃校する、と。
→続く
続き26
あと、映像を見るだけだと受け身のため、自ら読まないと頭に入らない本はよりインプットができるらしいです!
と言う訳で、漫画の描き方の本や小説も読みました。
またストーリーの学び方については何もやってなかったので、YouTubeで片っ端から観て学んでいきました。
→続く
続き23
小学校から漫画家の夢を見て、投稿持ち込みを続け、27作品目で初めて小学館で賞を頂きました。
そして毎週担当との打ち合わせ。
しかしそれはたったの1ヶ月で見切りをつけられ終わってしまいました。
もしも自分の得意分野でネームを作らせてもらえたら?
言われた映画を観ていたら?
→続
続き20
編集は、
「萬谷くんさー、まずね、ネームのコマが単調なんだよね。
印象あるコマも一つもない。」
普段はネームをきった後、コマ割りや演出を工夫したりするんですが、ネーム4本仕上げるのがやっとでとてもそこまでいけず…
ただ言い訳はできないのでひたすらダメ出しを受けました。
→続
続き19
ネーム4本を仕上げて小学館の編集と打ち合わせ。
しかしまたネームは全てボツ。
こうすればいける、的なこともなし。
さらに、編集から勧められた映画は時間がなく1本しか観れず。
お題に出されたネームもまだ完成できず。
そんな状態だったので普段優しい編集もこの日は違いました。
続く
続き18
あー、ブラックリストにのったな、と思いつつ白泉社を後にしました。
すぐに白泉社の編集に御礼のメールを送りましたが当然返信はありませんでした。
かなり落ち込みましたが、帰宅後すぐに小学館の編集との約束、ネーム4本があるため気持ちを切り替えて作業を始めました。
→続く
続き17
編集は笑いながら
「この程度の画力で?BLEACHを目指す?
萬谷さん面白いこと言いますね」と。
全力でバカにし見下す発言でした。
しかしそれを言わないと気が済まないくらい編集が頭に来てることが空気でよく分かりました。
それくらい失礼なことを言ったのだと悔やみました。
→続く
続き16
編集は声を荒げて
「何か勘違いされてるようですが、こちらも萬谷さんにはそこまで期待していません」と言われました。
その後、萬谷さんが目指す漫画家は誰ですかと聞かれたので、
BLEACHと言う漫画が好きでそこを目指しています、とお答えすると
編集は笑いながら言いました。
→続
続き15
そしてついにその時が来ました。
編集さんから、また漫画ができたら見せてほしいと言われました。
自分は正直に、
少し前から他の出版社で担当がついていていま一緒に作品作りをしているためこちらでは作品作りはできません、とお伝えしました。
そう言った瞬間…
→続く