ちなみにギャラは27ポンド10シリングとのこと。彼は「Our World」の映像にもこのトランペット持って映ってます。

テリー・ドーランはリバプール時代からのブライアンやボーイズの友人で、「She is leaving home」に出てくる自動車セールスマンのモデルらしいです。

この秘密の脱出ルートは主人のアッシャー氏が見つけたそうですが、このジェーンのパパはあらゆる面でユニークな人だったらしいです。その手のエピソードはいずれまた…。

「Getting Better」録音時の話。『ヴィンツェ・ヒル』はドイツ語で「星を眺める（立ち小便をする）」って意味らしいですが、しかし冗談抜きで危なかったみたいです。

とはいえジョンは一応アートカレッジ、ポール＆ジョージはグラマースクール…と、当時としてはそこそこの学歴で、中学止まりだったリンゴやブライアンとは違います。リンゴの話ではやはり４人の中にいると学歴コンプレックスを感じていたとのこと。

４人はのちにそれぞれの理由から全員ベジタリアンになりましたが、デニーレインの元奥さんジョジョによると、ポールはリンダに隠れて時々ハンバーガーを食べてたとか。

もしもシリーズ…？ いやシリーズじゃないですから（笑）

ただパティは当時インタビューで「意外に思われるかもしれませんが私は古い貞操観念の持ち主なんです」とも言ってます。モーリンはリンゴの前にハリケーンズの他のメンバーとちょっと付き合っていたという話もあるので、そのあたりは微妙ですが。

正直評判の良い映画とは言えませんが、まあジョンがあの「おばあちゃんメガネ」をかけるきっかけになった映画と思えば。もっとモンティ・パイソンみたいにしたら面白い映画になったと思うんだけどな。あ、そしたら出演するのはジョージか（笑）

驚いたことにこのあとアッシャー家に居候するまでの半年間、ポールとジェーンはプラトニックだったとP・ブラウンの本に書いてあります。まあジェーンがまだ17歳ということもあるでしょうけど、あのポールが…ww

当時ブライアンの実家の家具＆電気店はリバプールでは圧倒的なネームバリューを持ってましたし、ブライアンがチーフのレコード部門は英国北部でNo1の売り上げでしたから、それプラス彼の服装・言葉使い・ルックスはすごい説得力があったでしょうね。

ポールはご存知「ジェイムズ・ポール・マッカートニー」。マッカートニー家では父・曽祖父・そのまた曽々祖父、また彼の息子もジェイムズ、ジェイムズだらけ（笑）ですね。