槇村さとるの『フェイク』面白かった。時々起こる記憶違いを除けば、原宿を庭として芸大の彼氏と遊ぶ、単なる今時の女子高生早紀子。しかしある男の出現により、自分が保護者に、毎日「記憶の操作」を施されていることに気付く。その記憶操作の目的とは、早紀子の隠された「能力」にあった。

疾走感ある走りと言えばカイジ

結局こいつは誰なんだよ

不良マンガって抗争やケンカが見せ場だからそこがカッコよければ良くて、さらに、「強い弱いに拘ってた不良たちがケンカによって大切な友情に気づく」があればなお良し、なところ、『ゴリラーマン』の良さは、逆なんだよ！ 最初から最高の友情があるのに、「強い弱い」に引きづられてしまう！

気になってたのこのコマだ。ゴリラーマン8巻、1991年。この時代から年金って貰えないことが半ば日常ギャグで通じるものだったけど、2019年いよいよ政府が公式に言い始めたって感じか。しかしよくまぁこんな小さいセリフ覚えてたな。

ゴリラーマンで気になるシーンがあって、探してるうちに読みふけってしまって大変。これを19歳の作家が描いてたんだもんな〜ヒエ〜。図はこの世のマンガで一番好きな動きのシーン。

よく見たら怒りマーク(血管)ついてる。てっきり80年代以降のジャンプ系バトルマンガのパロディとして広まったと思ってた。78年の少女マンガですでにギャグテイストで使われてたんだ。夫の本宮ひろ志の少年マンガから借用した表現で少女マンガに使ったのはもりたじゅんが最初、とかだったら面白いけど。

そんな言う？

げ、下品

モー様フリークだから当然知ってるもんね。

謎の自作スタンプ？も走ってる

童夢は最高だなぁ。話もマンガならではの構成で、他の媒体だったらかなり無理があると思う。これという主人公がいない(チョウさん？)ってのもクール。ところで大友作品でパースが少し狂った絵があると珍しくって嬉しくなる。アシスタントの背景だろけど。