2018年もいろいろとやらせてもらいました。井上荒野さんの新聞小説「よその島」で200回を越える挿絵を描き、柴崎友香さん「寝ても覚めても」増補新版でコラボマンガを描き、斉藤洋さん「シンデレラのねずみ」で装画と挿絵を描きました。
自身の単行本としては「セリー」を刊行。それにともない荻窪Titleさん、京都のホホホ座さん・ふたば書房ゼスト御池店さん・CAVA BOOKSさん、そして青山ブックセンターさんで原画展をさせてもらいました。青山ブックセンターさんでは装幀の吉岡秀典さん、編集の岩井好典さんとトークイベントも。
描きこみしたくないときはこれくらい。「セリー」より。描きこみ具合をどうするかは完全に作品あわせだ。
そしてたまに見せる諸星大二郎タッチ。天才もやっぱり影響受けてるんだなーと思った(宮崎駿さんは諸星大二郎さんのファン)。
おすすめのマンガの1冊、曽根富美子さん「ファーザー」。オープニングがこのテンションで最後までこのまま。真実をえぐりだしかたが過剰で笑ってしまうのだがそこに含まれているのが真実ゆえに泣けてしまう。