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岬かいり「魔法の蛇口」(2022年)
食糧難である物語世界の背景に、都市伝説として唐突に挿入される"魔法の蛇口"の存在。しかし最後までキッチリ読むと、導入からオチまでがぶっとい幹線で繋がっている事を実感させられ、軽く気を失いそうになる。とてつもなく巧い少女ホラーだ。
#ちゃおホラー傑作選
あと、LSDがキマりすぎて都庁がガンダムに見えるっつう奇跡みたいな漫画も描いてるんですよ伊賀先生。もう人間国宝ですよ。
美少女が背負ったみにくい子供が実は本体だったり…など、コガシンホラーのギミックは読者をあっと言わせる仕掛けに特化してましたね。
バラになるやつ
牧原若菜「花のように美しく」
(戦慄! フラワーマーケット より)
#ちゃおホラー
坂東江利子「ラミと気まぐれ学園」
開幕から強烈なセクハラギャグをカマす、70年代りぼんを代表する学園コメディ。沢利先生の奇異な行動が少女漫画のロジックの中ではかなり異質な存在であり、ひょっとしてりぼんで「ハレンチ学園」をやろうとしてたのか…? と邪推してしまう程にあけすけだ。
小林よしのり作品、この頃のやつはテンション高くて面白いんですけど、勢い余ってガケから落ちてしまってる感もあります。(タコちゃんで本人が出てくるケースなど)
後半突然現れる、狸狂郎母子も相当キている。ちょっとトラウマになりそうなビジュアルインパクトはその造形の特異性が本当に白眉と言えよう。やってることも無茶苦茶で最高に面白い。
エロ劇画に登場するネコチャンは概ね"かわいくない"で統一されるが、こと那智良「ダンシング・キャット」ではそこから更にいち登場人物の一人(一匹)のように振る舞う演出がなされる。
おかげで読者は気が散ってしまい、お話が全く入ってこないのであった。
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ショッキングなタイトルかつ、アニメ版との乖離が大きい本作だが、みやわき氏の筆によるマイルドかつダイナミックな描写により、かなり読みやすくなっているので、意外とその真価が知られていないタイトルでもある。
なんでもそうだが食わず嫌いはよくないよ、という教訓を感じる。