こういう看板用とかで和やかな笑顔が欲しい時のジャイアンの図版が、
『ぬけ穴ボールペン』の回でのジャイアンのガン無視スルーされた笑顔がよくベースに使われてるの
超おもしろいんだよな
でもこれを1982年にやってますし、
「苔の一念で、既知の科学理論でない何かによる奇跡としか呼びようのない離れ業を起こしてしまう」
ことが往々にしてある藤本先生の作風だと
ロイスを喪った感情の爆発から父の言っていた
「お前自身まだ知らない力」
で起こすあの奇跡は藤本先生は好みそうな気も。 https://t.co/Hu4cGk76Vo
主人公の人生と恋愛ルートの修正を助けにきた未来のネコ型ロボットの名に、
衛門などと古風めいた
「ドラえもん」
と付けた発想のカチャカチャには
ハインライン『夏への扉』の気ままな猫、ピートこと
正式名は頼もしき護民官ペトロニウス
…も先生の頭にあったかもね
という仮説妄想はよく抱いている
冥王星の発見された「冥王星の日」なんですね。
通信の電波すら届くのに5時間20分もかかる遠い冥王星へ、
サミュエル・クリンゲライン飛行士のプルート13号が着陸を果たすのは
幾年後かの某月某日、13時31分05秒の出来事でありました
『老雄大いに語る』より
たとえば『怪獣大戦争』で三流発明家が大企業の美女にスカウトされる。
危ない、X星人の陰謀だぞ!
だなんて、客は勿論わかっちゃいても
映画の「はたしてどうなる…!」という味つけでワクワクできる。
『ゴジラvsコング』はそんな映画の王道を嘲笑ってメタに説明済ます態度に冒頭からウンザリした
ドーベルマン刑事の深作欣二も原作とかけ離れた加納錠治に改変したけど、
沖縄から東京へ捜査協力で呼ばれて子豚をペットに従えたクロコダイルダンディ的な千葉真一の刑事ってもうそれだけで面白いもんね…という
映像畑のプロ意識で原作無視の個性出したきゃそのレベルで観客を黙らせてこそだと思う
朝ドラにエノケンならぬタナケンが出てきたんだ〜。
登場は舞台裏での生真面目な顔で印象づけつつ、
そのギャップを効かせて舞台に出た時にはっちゃけた喜劇演技を生瀬勝久さんが派手に演じるんだろうなあ
そしてこれはシミキンならぬイノキン『愛…しりそめし頃に…』より
ゲ謎で佐田啓二に興味を持った人は『君の名は』の正統二枚目な佐田啓二よりも
『秋刀魚の味』でゴルフクラブを「いいんだケドなァ…。」と岡田茉莉子にねだる団地夫の佐田啓二や
『自由学校』で「ねぇん、伯母さまァん!とぉんでもハップンよぉ」と当時の新人類語を連発するナヨ男な佐田啓二を薦めたい