自画像と銘打ってないけど、まあこれ、たぶん自画像なんだろうなあってのまで含めると結構な数になりそうですね。
「漫画家自画像大全」とか妄想する。100人分くらい図像と解説つけてまとめたら壮観であろう。「年齢による変遷一覧」だけでも猛る。
1971の美術手帖付録「劇画」で一番感動したのは先ごろ亡くなった淀川さんぽ氏の『復活』。日の丸少年がのらくろや冒険ダン吉と共に黒シルエットの一群と戦う、作者の心象風景(?)をシュールに描いた作品。
『おそ松くん』が何より好きな子供だったがこの、声が出なくなって入院したおそ松がチビ太にいびられて、それを病院の看護士さんも先生も他の5人も信じてくれない話が怖かった。初期赤塚作品には子供には怖い話も多い。
#こどものころ怖かったもの
石森章太郎のリアル絵って当時の劇画の本流とも違う独特のタッチで昔から怖かった。ホラーでなくても怖い。みっちりしたペン画が怖い。
高円寺の庚申通りにある古道具屋さんで見かけたレコード。かっこいいジャケットだと思ったら少年探偵団シリーズの装画の伊勢田邦貴。
子供の寝かしつけでうっかりそのまま寝落ちしてしまって→深夜に目が覚め→仕事も手がつかずダラダラ過ごし→明け方うすら眠くなってきた頃に子供が目を覚まして→もう幼稚園に送っていく時間。ってパターンを繰り返してる。
国民的人気漫画になって、学年誌にも載っちゃうと連載開始当初はこんなに悪ガキだったおそ松もフェアープレイを重んじる道徳的ないい子になっちゃうのだった。遺憾である。