当時はまだ大学ノートに気の向くままに漫画を描きつらねてる段階で、将来プロになろう!とかはまだ心に決めてなかったけど(投稿・持ち込みはそのうちするつもりだった)決まったページ数にお話やギャグやオチをうまく配分できるようにならなくては、と徐々に考え始めるのだった。
さっき改めて読んだら主人公の親父と息子についてくる猫のおばけ、シロブタが壮絶にかわいい。昼間死んだから昼間に化けて出てくるという理屈も最高だ。
ごはんドイッチの出典は『ペットファーザー』(週刊少年アクション連載)でした。正確にはゴハンドイッチだった。ヤマト〜999でおきた松本零士ブームのごく初期のころの連載で、松本漫画としてはもうその時期珍しかった、ちょっと低学年向けな感じのゆるーいギャグ漫画。おおいに楽しみました。
少年漫画も少女漫画もTV番組のコミカライズ(ブースカ)も学習漫画もなんでも描ける益子かつみ先生だけど、黎明期の青年漫画も描いてたの知らなかった。ボーイズライフ 昭和38年。山小屋にこもって受験勉強に勤しむ二人組のもとへおしかける謎のお姉さんがかわいい。(でも実は性格悪い、というオチ)
吸血鬼の謎も説明してくれるけど別に特別な力を持ってるわけでもないので肝心の時に頼りにならなかったり真面目な場面でも気の抜けた顔してたりで味のあるキャラクターだ。良い良い。