昨日古本屋で買ったカッパコミクス版見たら「あれれ〜」な名前で。おかしいな。俺はどこで「なーんてかっこいい名前だ」って痺れたんだろう。初出の『少年』(昭和36年)ではどうだったろう。
喜怒哀楽の感情を殺して育てられた表情のない柳生忍者が怖くて好きだった。「いやその理屈はおかしい」を無理やり読ませちゃう漫画力。
うちにあった光文社文庫版と講談社文庫版はドライアイスマン。でも両方とも定本にしてるのは昭和50年のサンコミ版ぽい。
知り合いの少年とおじさんに救われ、入院するユキエ。生き別れになったお母さんは今や大歌手になっていた。2人を再会させようとする少年だが…。