ドングリというと必ず矢口高雄「父のシロビレ」を思い出す。「本当かよ」を納得させてしまう漫画力。
永遠に終わらぬ本棚整理(ていうか終活を兼ねた本の処分)中ずっと探してた蛭子能収『長崎物語』見つけた。ガロ88年。「おお、これは蛭子さんの自伝漫画!」と当時大期待。定まらない将来の夢、焦り、ギャンブル、昔の友人との再会、そして!→
あんまり言及されないけど「それまでの話の進行中存在しなかった物体(コスチューム含む)がギャグ場面で突然現れる」表現って山上たつひこが『がきデカ』で初めてやったんだよね?吾妻ひでおも、みなもと太郎もやってない…よね?確か。自分は連載当時「これは大発明だ」って感心したんですけど。
『メタモルフォーゼ』第1話『ザムザ復活』(犯罪者を野生動物に変身させて見せ物にする)を読んで思い出したが西岸良平のSFでも似たアイデアがあって、こちらは高齢化社会で介護の負担を減らすために老人を小動物に変身させる未来の話。こんなかわいい絵でなんて残酷なこと考えるのかと慄然とした。
過去、ガロや貸本劇画誌などでイズミヤシゲルとかいずみやしげるとかの名前は気になってたけど泉谷しげるご本人だったのかなあ。 https://t.co/uwnogX8OMN