『つくたべ』3巻で野本さんが「お雑煮はいつ食べたっていい」と力説していたが、私も一年じゅう餅を常備し、パスタくらいのレギュラー感で食べているのでよくわかる。今日もスンドゥブチゲ鍋におもちを入れた(おいしかった)。もちを正月しか食べないやつは素人だと思っている。
『大奥』世界の歌舞伎、(現実とは逆に)男子禁制で、男役も女性が演じる芸能として発展しており、今で言う宝塚のような催しになっている…というのが面白い。ジェンダーSF的な発想の歴史漫画でもある本作の面目躍如という感じだ(この反転の視線で歌舞伎を見る点で『かげきしょうじょ!』も連想した)
『動物のお医者さん』、5巻のこれとか本当しょうもないんだけど何度読んでも笑ってしまう。バナナ
『動物のお医者さん』4巻の菱沼さんの「人間も動物も同じなわけ 都合のいいように期待してると〜」って台詞、本作の動物描写がなぜ良いのかの核心を突いてるなと思う。ギャグ漫画らしく擬人化はされてるけど、人間に都合の良い存在ではない「他者」としての動物…(それを言うのが菱沼さんってのも)
『動物のお医者さん』、犬(というかチョビ)だけは擬人化度が高めなわけだが、犬ぞりチームの犬となるとほぼ全く人間の都合が通用しない動物描写で好き。この場面とか犬ならギリありそう、という絶妙なリアリティがある「絆」描写だなと(取材中に本当にこういうことがあったとしか思えない絶妙さだ)
『動物のお医者さん』読み返してるのだが、子どもの時、この6巻の話に出てきた「アンニュイ」という言葉の意味がよくわからなかったけど、なんか響きが気に入ったので友達と「アンニュイ同好会」というのを作ったことを思い出した。特に何もしなかったし、今思うと別にアンニュイな会でもなかったが…
『金の国 水の国』原作、この一連のコマとか凄くいいんだよね("ニコ"が特にいい)。アニメでは削られてたモノローグもわりとあり、サーラの心情描写がより繊細で丁寧、かつユーモラスに伝わってきた。(そして漫画のこういう繊細な良さはアニメで表現するのがかなり難しい)
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