通常、カンムリワシは一年に一個しか卵を産まない。
孵化した1羽のヒナを2羽の親で大事に育てる。
島に生きる生物の、増えない初期設定みたいな生態、いろいろ考えさせられます。
だからこその、1/20の高確率での交通事故の影響の計り知れなさも。
以前漫画で描いたことがありますが、カンムリワシは基本的に2羽の親が、1羽のヒナを育てるという生態です。
「あやぱに」との出会いはちょっと難易度が高いのかも…(成鳥は見るけど幼鳥まだ見てないと聞いていたので)
2羽の親から1羽のヒナって、交通事故起こしている場合じゃない…!
つまりは、その種全体を弱くすることになる。
絶滅の危機により晒されるということ。
オオワシは世界に約5000羽が生息、そのうちの約2000羽が北海道に越冬に来るとされる。
その2000羽に、日本で鉛中毒の危険に晒させることは種にとって大きなリスクとなるわけです。
まだ鳥インフルエンザという言葉を聞くようになってばかりの頃、わたしは「もし自分の鷹が感染したらどうかくまうか」ということを考えていた。
でも感染症を知ると、拡げることで奪うことになる多くの命、その対応に追われる人員、時間、費用、いろんなものを巻き込むことに目が向いた。
ミツバチに限らず、ミツバチもだけど、その生は人間とは違い過ぎて切なく悲しくもなるのは分かりますけどね💦(いきものと人「ハナバチ」より)