個人的に白眉だと思ったのがこのページ(『コンプレックスは~と』)で少女マンガ的な要素が全て詰め込まれてる。まず男性目線ではなく少女目線が前提にあり、そこに思春期少女のモノローグ調、近所の幼馴染みの青年、崩したギャグ顔とコテコテな要素が勢揃い。
@manga_gorilla 概念自体は大昔からありました。やまぐちみゆき先生が『漫画ホットミルク』でこんな4コマも書いてましたし。ジャンルとして受肉するのに25年近くもかかったというか…
スペクテイター誌の『Jam』特集では「佐山哲郎」の名前は全く出て来ず、代わりに「謎の歌人」「編集局長のS」「Sさん」という呼ばれ方をしていた。
なので経歴と本名、そしてジブリ映画の原作者だった事実を知るのは随分後になってからだ。