別冊宝島読んでて、ガロの注釈「いろいろあってとうとうつぶれた」に不覚にも噴き出した。
某SM誌に連載された山野一の単行本未収録作品『エディプスの天女』発掘!(しかも長編!)これ普通に単行本化できる分量あるし、内容は貧乏とか関係なく妖気・怪談色が強い。ギャグは一切無いが、知覚神経や幻覚・畸形を扱う点は『夢の島で逢いましょう』の頃を意識させる。絵柄は『ヒヤパカ』の頃!
大河精子ロマン第2弾『ミクロの精子圏』(根本敬)を読む。まるで『地獄小僧』(日野日出志)級の因業巡りツアー、神秘も何もすべてチンコ発マンコ行きの極矮小なしょうもない世界…というか、この人の作品に一々感想を付けるのは野暮なもんです。そして特筆すべきはマガジンハウス版の結末、ついに…
『Jam』4号掲載の「不確実性の家族」
76年発表の「愛の嵐」から実に3年ぶりの新作で、蛭子さんが生まれて初めて「原稿料」を貰ったという重要な作品。ちなみに山野一さんも一番好きな蛭子漫画とか。
日本漫画界に確信犯的な「萌え」が登場したのが70年代後半の1年余り、この時期は萌えのインフレーション期で、吾妻ひでおの黒本を起爆剤とし、エロ劇画がエロコメに突然変異した。同時期の第1次ロリコンブーム然り、これら美少女ブームには気づき・発見に近い物を感じる(つまり元々潜在していた)
ちばてつや然とした初期の古谷三敏先生(後にフジオプロを経て『ダメおやじ』『ぐうたらママ』を描く)。牧村和美先生もそうだけど、こういうタイプの少女漫画が無くなってしまったのは惜しいし、悲しい。
邪夢 ジャムの日の夢
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