模造クリスタルの「ネムルテインの冒険」を何度も読み返して感動しています。ミヒャエル・エンデ×手塚治虫な美しい寓話をたった50ページ足らずで……。鎖の意味、自由の意味、冒険の目的、パートナーとは何か。
アメリカ先住民とハイチ人の呪術戦の舞台が日本だったせいで、召喚された平維盛の霊を敵味方知らないっていう場面すき。レッドマン・プリンセスは割とハードコアだけど、たまに古典的ギャグが入るのおもろいよね。
『水は海に向かって流れる』最終の3巻、世界に傷つけられた恨みと前向きに生きようとする意思とがせめぎあう素晴らしいシーンの連続で、ケタケタ笑いながら泣かされたよ……! あーこの素敵なメンツの絶妙トークがもう聞けないなんて。
清野とおる『さよならキャンドル』、いつもの清野なんですけど読んでると泣けてくるものがある。こういう空間がこの世には存在するんだよな……
ふつうの軽音部、ライバルキャラ群を一気に登場させて「これから真の戦いが始まるぜ」っていうバトル系少年マンガが中盤で大風呂敷を広げるやつをやっていて熱い……