つるまいかだ『メダリスト』1巻読みましたけど本当に最高なのです。そうしたい、そうする以外に道を知らないんだ……ていう王道中の王道。コーチが小学生の教え子を「あなた」と呼んで対等に話すところもすごく熱い。
江島絵理『対ありでした。』1巻、最高すぎ。コミュ障ゲーオタお嬢様百合ハイテンションギャグで脳内スイッチでたらめに押されるけど、好きなことに全力! っていう青春マンガ要素に一番刺さされる。
今回もはとっちが陰口ムーブを避けようとする何気ないギャグシーンに、脱臭された都合のいい「青春ドラマ」でなく少しでいいからうちら一人一人が良い世界にしてこうぜっていう明確なメッセージがあって、日常にいそう、わたしにもできそうなヒーロー像になってる。ほんと上手いし大好き
前作『シグルイ』でヒーロー像をぶっ壊した先にどうやってなおヒーローを描けるのか?という山口貴由の苦しみに共振するとやばすぎる。あとがきにあるように、物語が自らの“過信”を認めたあとギリギリで掴み取る答えに胸を殴られるんだ……
福島鉄平『ボクらは魔法少年』完結巻、最高だった! 「かわいい」による救済と自己肯定の物語としてきちんと着地してくれて嬉しかった。
今月のつるまいかだ「メダリスト」ヤバすぎる。氷上のアスリートたちが人生を賭けて積み上げてきた努力が一瞬の転倒で粉々になっていく、それでも最後まで挑戦する、涙でなにも見えない
『これ描いて死ね』 2巻、石龍さんすごくいいキャラ。毎度のことですが各話が濃厚すぎて感情がおいつかず一気に読めない……
『潮が舞い子が舞い』は、かつて『空灰』や『死に日々』で描かれた救われることのないキャラクターの魂を鎮めるようなところがあって、それはひとつの物語で救われなくともその外側には無数の物語があり、救済は起こり得るという直観を助けてくれる