本秀康『あげものブルース』
揚げ物にまつわる短編それぞれが面白い上、微妙に物語が絡み合って不思議な読後感に着地。「マンガ版『ホワイトアルバム』を目指したが違うものになった」的内容があとがきにあったけど、『ヘルタースケルター』がシャロン・テート殺害に繋がっていくような因果を感じた。
マニア界隈とか「昔漫画描いてた」という人が多くて。こちらの記事のお母様は本格的だけど、漫画家になれなかった(なろうとも思ってなかった)人達の漫画史、ってのもあると思う。そういうの集めてZINE作れないかな?って前から話してる。写真は私の学生時代の4コマ。
https://t.co/JgFBIYwjUA
必要に迫られ自分の片手袋研究を詳細に振り返っているのだが、昔の写真を見ていて新たに気付いた事もある。例えば「介入型落し物スペース系片手袋」は更に公設と私設に分けられるな、とか。公設は公民館などの専用スペース、私設は路上などに勝手に出来ちゃったやつ。
絵が下手なのに昔からめちゃくちゃ漫画描いてたの思い出した。日常系漫画に不条理4コマ。このクオリティで後生大事に保存してた、ってのが恥ずかしいね。
#待ったなしの大掃除2020
クリハラタカシさんの『隊長と私』に片手袋が出てきて喜んでいたら、ご本人から『冬のUFO 夏の怪獣』にも登場すると教えて頂きました。早速拝読させて頂きましたが、あった〜!しかも『隊長と私』に通じる活動なのでした。
@bubblesgoto さんに教えて頂いた鈴木翁二の短編集『かたわれワルツ』。なんと片手袋にまつわる作品が二編(『雲雀!雲雀!』『転轍機』)も収録されているのだ。片手袋が内包する独特の詩情。そこから生み出される作品のなんと多いことか!
ポルカ社さん選書の『シュルレアリスムと日本』購入。海外のシュルレアリスト達は帽子や手袋を好んでモチーフにした為、片手袋作品が幾つもある。日本の状況も気になってたので良い買い物をした。(東郷青児が片手袋の人物描いてたよな)と考えてたら、最初に掲載されてるのがまさにその作品だった。
昨日、科学未来館でやってる『生きものになれる』に行ってきたんだけど、展示されてた「ヤシガニのはさみ」は実用型片手袋なんじゃないか?と思ったよね。
牡蠣のカンカン焼きセットを頂いたのだが、牡蠣を剥く時用にナイフと手袋が一枚入っていて「あ、実用型片手袋だ」と思った。片手袋を追いかけているつもりがいつの間にか追いかけられているような感覚に随分前から陥っているが、もはや玄関を突破して普通に家の中まで侵入されてる。