タピシエールの発売に備えて関根美有さんの過去作を読み直しているのですが、改めてすごい。
現在「母の友」で連載中の「答えがほしいわけじゃないの」2話('18年5月号、福音館書店)最初の6コマで左へ左へと意識を誘導された後、7コマ目で意識外の場所から忍者が参上して、やられたッ!となります。↓
#カタカナマンガ №086
『German calendar no December』作:Sylvia Ofili(シルビア・オフィリ🇳🇬)画:Birgit Weyhe(ビルギット・ヴァイエ🇩🇪)
・ナイジェリアとドイツ、父母二つのルーツ、二つの国で主人公が感じたこと
・作画のヴァイエ氏は『マッドジャーマンズ』の邦訳あり
ISBN:9783945034842
#カタカナマンガ №064
『D day(ディーデイ)』著:Art Jeeno(アート・ジーノ🇹🇭)
・いつものコーヒーショップ、学校帰りの野郎3人女子1人、バンドマン2人、子連れのきれいなお姉さん
・初期作品、生き生きした表情
・フルカラーで描かれた近作『Juice(全3巻)』は仏語版あり
ISBN:9786162980312
#カタカナマンガ №078
『Anaïs Nin -Sur la mer des mensonges-(アナイス・ニン~嘘の海へ~』著:Léonie Bischoff(レオニー・ビショフ🇨🇭)
・作家アナイス・ニンの伝記
・色鉛筆での作画、描き込みと抜け、塗り方、補色etc.不思議なバランス、一コマごとアニメのように動き出しそう
ISBN:9782203161917
『社畜フランケン』鳥屋さん
あとどれくらい書類を重ねれば
私は「人間である」と言えるのでしょう
(1巻85p)
ギャグ4コマパートの間にあるこういう切ないモノローグが胸にくるなぁ。酒をのむか…
『あたりのキッチン』白乃雪
拙宅の〝小心者の棚〟にどうぞとWさんからおすすめ。そう!まさにこういう漫画!
気が弱い人は表現に階層がある。最初に心に浮かんだ気持ちに自信がないから。そんな一見ズレた間の悪さが、料理を作る上で気遣いとして報われる。とても共感します。親身なご近所さんも◎
#カタカナマンガ №031
『마당 씨의 식탁(マダンさんの食卓)』著:홍연식(ホン・ヨンシク🇰🇷)
・妻子との郊外での生活
・家庭を持つこと、別居の両親、入院が続く母、実家で老い込む父
・感情移入する絵柄、菜園の四季に、料理の湯気に、気持ちの動く様が描かれる、自伝的作品
ISBN:9791195352456
#カタカナマンガ №021
『Patria』著: Toni Fejzula(トニ・フェイズラ発音?…🇷🇸出身🇪🇸在住)
・ETA(バスク祖国と自由)の武装停止後、犠牲者とその妻、構成員とその周辺など
・原作はフェルナンド・アランブル🇪🇸の小説、HBOで映像化も
・場面の心情に沿う配色の転換
ISBN:9791033512738(仏版)
やっと読書タイム。
昨日買った新刊↓
まずは『CITY』読んだ。
最オブ高!
は〜次はどれ読もうかな、
というこの時間のために諸々…。