エポックメイキング「狼煙」。1959年11月作品。
「その精神の美しさのみを描くか、あるいはその焼けこげた屍体の醜さも描くか。僕は同時に屍体も描くことを選んだ。それがいわゆる僕の残酷シーンの開眼になった」白土三平
1958年「少年クラブ」掲載の小島剛夕さんや石井治さんのこれら作品は当時「絵物語」のくくりでした。
人気の「子供漫画」は線の数を減らして動きのあるマンガ絵を主体にしないとなりませんでしたので、絵物語は衰退窮まります。
日本漫画社の白土三平名義の全19冊のうち、唯一復刻されていない「死霊」。
戦争被害者の遺族が戦争加害者に復讐をとげ、正義感の強い息子(主人公)がそれに復讐、それに対してまた復讐‥という連鎖の話。両方やばい。
この作品だけ"プロダクション作品"とクレジットされてるのが気になる。
#白土三平
テレビアニメ「少年忍者 風のフジ丸」の原作はそのタイトルとの類似から週刊少年マガジン連載の「風の石丸」と勘違いされますが、実際には1959年の貸本作品「忍者旋風」(風魔忍風伝)になります。現在、小学館文庫のkindleと秋田書店の白土三平選集版が発売中です。
#白土三平
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「野牛の歌」のこれが「ゴールデンカムイ」姉畑支遁に影響を与えているのではと思いながらも、怖くて検索できない。
野牛の歌 白土三平 (kindle版)
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