「映像研には~」を読んで思うのだが、浅草氏と金森氏が結んだ共生関係は字面の通り友人関係よりも深いのではないか。
金森氏が望む共生関係を受容したのは浅草氏が初めてだったのではないか。
もし友人関係だったなら金森氏はあんな面倒な部活動にも関わらないのではないか。
映像研浅草氏のサバイバル思考が何か面白いよね。
食うものに困るような暮らしをしてるわけでもないのだから好きで身に付けたんかね。
彼女の部屋の本棚に転倒防止の細工がされてるから、震災を経験したりした結果として学んだのかなとか邪推もできるのだが。
ワシはなんだかんだ、映像研金森氏やガガガ北代さんみたいな見た目の女性が好きなのかもしれん。
まあ、大体の女性が好きだが。
ワシくらいやさぐれてると創作物語の類いで涙することは殆どなくて、最後にボロボロ泣いたのは銀英伝のロイエンタールの最後くらいなのだが、最近では「映像研には~」の原作26話の攻撃力が凄い。
ロイエンタールのほうはジワジワ殺される感じだったが、映像研は急所を一撃される。
映像研金森氏はあの性格でふんぞり返ってないのが偉いよな。
仕事の上でなら浅草氏と水崎氏のパシリ仕事も普通にやってそうだもんな。
私は絵について作画のカロリーやコストみたいな話をして嫌われるのだけど、これは苦労を馬鹿にしてるのではなく「力の入れ所と抜き所」のことなのだが、「映像研には~」は漫画もアニメもこれが巧みだなと思う。
作中の金森氏もよく解ってくれてる。