自衛の選択肢がノベルゲー的に視覚化されるけど、その矩形はオマケの迷路として反復される(「理不尽なゲームのように仕方なく選ばされた選択肢」という台詞)。しかしその前の頁ではコマ外から光が滲むような描写があり(天啓?)、最終頁ではコマ枠が消え光が直接フキダシを照らすような表現へ変わる。
蚊帳りく『店内ご利用ですか?』現代日本の都市部の明るさの表現が凄い(街灯の光の描写が見事)。室内/店内は勿論街中でもホラーやフィルム・ノワール的な黒さは排除されてるけど、明るさは性犯罪の阻止にはまったく役に立っていない(街なんてそんなもんや/ゴミみたいなまち!)。
『HUNTER×HUNTER』No.404、コインを与えるチョウライの手は第3王子という上位の立場からの庇護の換喩なんだろうけど、さらに上位のベンジャミンの強権にその庇護ごと握り潰される可能性も大きく開いた手で暗示される。グーとパーでジャンケンみたいになってるのも面白い。
『THE POOL』のこのコマ、ボルトアクションを操作する右手のアクションを強調する線の描き込み、とくに思いっきり輪郭をブレさせてる手首のあたりの描き方が凄くてちょっと感動してる。 https://t.co/L69xY15YdB
警備部シエラチームのメンバー、リップが野生動物の生態に詳しいことが明かされハンターらしき素性が示唆されるが、外の群れはともかく(おそらく任務で対処してる)、坑道の一匹に対してどこまで通用するか気になる。