ナイフと草刈機という切断イメージの重なり。また円形のモチーフは回転する刃から銃口へ置き換えられる(それはFILE:31における戦闘ヘリの銃口とも重なる)。
「われわれが頭蓋の背後にかかえている『未知の身体』の発生、まだ視覚からのがれていふ可視的なものの誕生なのである」という部分はIBMへの説明みたい。
断頭に怯えていたが合理的推論に瑕疵がないとはいえ復活の保証も無いのに自殺すること、佐藤の侵入ルートを見誤ったが入間基地からの逃走ルートを正確に予測したことなど、『亜人』16巻における永井圭はフォージ安全編での敗北から挽回するような行動をしている。
『亜人』9巻を再読してて気づいたこと。FILE:42「平沢」において主人公の味方である平沢は佐藤を代行している。
この子のお兄ちゃんもあの先生の授業受けたのかも。先生は生徒からの不平をきれいに受け流してたし、たぶんだいぶ前からやってる。
劇中の映像作品言及ではここが好き。『特攻野郎Aチーム』のハンニバルを『羊たちの沈黙』のレクター博士と勘違いするギャグ。
アサとユウコで朝と夕、夜はおそらく戦争の悪魔、昼に相当するキャラクターが出てくるのか。それはともかく98話は戦争の悪魔を見上げるアサの眼が描かれたこのページ以降怒涛の上方向への垂直軸アクションが展開されるが、下を向いたゆったりとした動線が描かれた100話とはアクション演出でも対照的。
そもそも永井圭のキャラクターを示すこのセリフからしてバルカン人と地球人のハーフであるスポックのことじゃん、となる。