正直クシャナ抹殺だけならば彼女の足である船を破壊し、行き掛けの駄賃に砲撃くらいしておけば十分なはずでした。
ナウシカの母が更に深掘りされるのは漫画版終盤の七巻、庭園の牧人による「優しい母」の幻影を否定するナウシカの証言です。いわく、母は決して癒されない悲しみの存在を教えてくれたが自分を(牧人が見せた幻影のようには)愛さなかった、と。
お仕事終わり、本日は定時ダッシュに成功せり。そして明日からはお休み獲得で三連休。
我 大 勝 利
また、漫画版では単なる伝説ではなく、300年前のエフタル大海嘯において「森の人」を腐海生活に導いた、実在の人物(たち)であったことが示されています。このこともあって、土鬼では「青き衣の者」とおぼしき者は潜在的謀叛者として度々弾圧されてきました。
しかし、大海嘯の進行が状況を変えます。粘菌が帝国各地に発生し戦線は崩壊、多くの民が危機に瀕する中、もはや戦争「どころでは」なくなります。そしてチヤルカは、大海嘯の危機を訴えたナウシカとの「共闘体制」に入ります。
ところが4巻後半から明らかなように、不妊性のはずの種苗は粘菌に突然変異して暴走、これを「鎮める」ための蟲達の南下が300年ぶりの大海嘯を引き起こし、土鬼は壊滅してしまいます。これではナムリスならずとも皮肉の1つも言いたくなります。名案のつもりでこの体たらくか、と。
そうした意味で腐海の軍事利用は妙案でした。(恐らく)巨神兵と異なり、墓所謹製の腐海であれば兵器加工は容易であり、かつあの恐るべき腐海ーそれもマスクも効かず蟲すら死ぬ強化版ーをコントロールする姿は、僧会の力を見せつけるには打ってつけでしょう。…もし本当にコントロールできれば、ですが。
では聖都シュワの人口はどうやって養っていたかといえば、これは恐らく諸侯国の位置する「中原」=シルが川とゴス山脈に挟まれた地域からの輸送でしょう。実際、粘菌発生地たるサパタ西部は穀倉地帯でもあったようです。
そのせいか、出陣後のナウシカが「父」を思い出す様子は殆どありません。一度だけ、土鬼で物思いに耽る際、王蟲、ユパ「さま」に続いて「父上や谷のみんな」と思い返したのみです。しかも恐らくこの時一番想いを馳せたのは、「包帯を巻いてくれた少年(アスベル)」のことでした。
ローマ帝国/ビザンツ帝国
※そう簡単に判るか!(血涙)(ジッサイ難しい)
風呂に入り、湿布を張り、コルセットをして何とか痛みの緩和を図る。もう完全にミラルパ様状態(´;ω;`)ブワッ