一つ(苦し紛れに)考えられるのは、ミラルパはシュワにいる限りは投薬その他の治療によりかなり若々しい肉体を維持できている点です。実際、ミラルパは初登場時にはかなりパワフルで髪もフサフサなのが、シュワを離れ戦地にいる間にどんどん「劣化」しています。
この疑問は、3巻のクロトワの台詞で更に深まります。いわく、「サパタから東に丸一日飛べば友軍に出会える」。この時、地図上ではトルメキア軍は ナウリム川以東に押し返されてますが、それでもサパタからの距離はせいぜい300リーグ≒約540キロです。
土鬼軍の浮砲台は文字通り多数の砲を備えた大型船(コルベットの数倍はある)であり、また部族毎の保有で、いざとなれば部族兵(+非戦闘員)を1隻で輸送できる、いわば砲撃力が「ざぁこ♥」ではないバカガラスと言えます。
腐海は過去、三度の大海嘯で大きく広がったとされますが、大ババいわく三度目のエフタル大海嘯では一気に二千リーグも突出したと。一度目二度目も同規模であれば、腐海の広がりは六千リーグ、約一万キロとなり、これはなんとほぼユーラシア大陸を横断する規模になってしまいます。
さて今から少しですがお仕事です。こんな晴れた休日にお仕事とかはいると、ついナウシカのように黄昏てしまう…
また、王蟲を食べ尽くした後に粘菌は殆ど消えてしまいます。これをセルムは食べあい、混じりあって落ち着いたと評しますが、これは何を意味するのでしょうか?
更に、腐海内で生きた王蟲を眠らせ&殺害は、失敗のリスクが大きすぎます。その点、「眠らせた状態のまま」ゼロから培養すれば遥かに安全でしょう。何らかの事故により途中で目覚めてしまわない限りは、ですが。
十三日以降はマスク外せと赤の他人に「正しく」説いて回る方々、街中の「萌え絵」にいちいち反応しては人権侵害だなんだと攻撃する手合にによく似ている。どちらも「あなたには関係ないでしょ?」で終わるんですわよね。
かくて思い止まったチヤルカはナウシカを丁重に遇します。但しまだ、あくまで「命の恩人」への義理として。たとえ「敵」であっても許されるであろう礼節の範囲内で。
こうした段階を踏んだ上で、4巻後半、土鬼大海嘯勃発の混乱の中でチヤルカはナウシカと再会します。この時チヤルカは揺れ動きながら最終的に彼女(とその言動)を信用していきますが、やはり紆余曲折を経ていきます。