また、墓所は自らの権威を増し、人間世界への監視・影響力を強めるために、自身が貯蔵する旧世界の技術を為政者にエサとして提供しており、この点でも(また技術提供の「結果」に責任を負わない点でも)実は墓所とマモーの「神としてのあり方」には似た部分があるといえます。
また作中では、究極の統合見解者=究極の凡人という図式が示されるのですが、このことは同時に「才能」なるものが如何に時代環境に規定されるかも示しています。なんとなれば、平凡/非凡の境界自体、時代環境により変動するわけですから。
だからこそ彼等は「神の啓示」の解読に専念し、その応用なる下賎な(?)些事は博士達にアウトソーシングしたのであり、文字通り墓所の中こそが「世界ノ全テ」だったのでしょう。
以上の点から、カボ銀蝿作戦(笑)では、
輸送要員:千~二千弱
輸送機数:三~六隻
となり、1バカガラスあたり最小150余~最大300強の兵を積める計算になります。この辺りは武装や「戦利品」の積込量によってもかなり変わりそうですね。
更に言えば火力も、特に対艦戦ではかなり覚束ないものです。射撃統制もままならず側砲がてんでに撃つ状態で、風の谷のガンシップは「敵失」を突いて至近距離からようやく撃破、コルベットに至っては全艦隊で撃ちまくっても損傷を与えるのが手一杯でした。…あれ?火力もよわよわ♥なの…?
おはようございます。昨日は見事な皆既月食に興奮しましたね。今朝はいい天気ですがこんな日は仕事休んで紅葉巡りでもしたいですがそうもいかず。ゑ?雨の日はどうかって?そんな日に外出なんてもってのほかなので、家に籠って読書かゲームかコミケの原稿か(以下略
それは「粘菌はなぜ、王蟲を食べることで腐海の一員になれるのか」と言う点です。というのも、王蟲に先行した羽蟲達については、粘菌はその骸を食べ尽くした上で更に肥大化してしまっているからです。
更に漫画版、土鬼大海嘯のクライマックスでは、王蟲が人造粘菌を腐海に迎え入れるために自ら進んで苗床となり、粘菌に喰われていくという、王蟲のいたわりと友愛を示す場面が描かれます。が、ここで少し疑問が生じます。