今日も暑うございました。そんな今宵の漫画版 #ナウシカ 考察は(贅肉が)「アツイ」繋がりで我等がクシャナ殿下の仇敵ことトルメキアの三皇子ーとらわけその政治的軍事的能力ーについて取り上げてみたいと思います。…結論を先に言えば「王の器に非ず」なのですが(*´・ω・) 
   今宵の #ナウシカ 考察は墓所の持つ「奇跡の技」についてみていきたいと思います。墓所の権威と力の源泉たる旧世界由来の技術ですが、その主たるものは頗る付きに高度な生命工学となります。猛毒化&短命化した人工腐海や王蟲培養はその最たるものでしょう。 
   夜も更けて参りました。今宵の漫画版 #ナウシカ 考察は7巻終盤直前の山場、世界の秘密が明かされる「庭園」編について、アニメージュ連載版(1993年7―10月号)と単行本掲載版(7巻92―141頁)の差異を比較してみたいと思います。 
   この点を踏まえて僧正の反逆=王蟲培養槽の破壊と、皇帝と対峙した時の彼の訴えを振り返ると、彼の主張の要点が見えます。要は、「自分たち部族民を使い潰すつもりならとことん歯向かうぞ?部族民を無礼(ナメ)るな」かつ、部族民に対しては「生きろ!」なんですね。 
   さて、漫画版 #ナウシカ 、「青き清浄の地」考察編です。腐海が尽きる場所に形成されたという、この浄化世界はどのように形成され、またどんな意義を持つのでしょうか。 
   まず注目されるのはナウシカとの出会い。この時、マニ僧正は酸の湖に宿営するトルメキア軍を包囲する土鬼諸族軍を指揮するのですが、彼はナウシカの訴えに同情こそすれ、攻撃を緩めることはありませんでした。 
   だって「テロ・暴力行為で立候補者を倒す=選挙をひっくり返す」ことを容認した瞬間、その刃は自分にも向かいますから。え?適用されるのは「悪、民主主義の敵」のみ?その「悪」認定の妥当性を誰が担保するのか、また「敵」が自分を同様に「悪」判定することは防げませんね。 
   遠方で爆発を見たら時間差で衝撃波が来るので伏せて身を守る。この咄嗟の判断の大事さは漫画版『ナウシカ』でも描かれておりますので忘れないでおきたいですね。  https://t.co/lugmYgvWSN
   さて、漫画版 #ナウシカ 墓所編の最終回(予定)です。今回は「ナウシカはいかなる「責任」で墓所を破壊したか」になります。 
   戦争が外交の失敗ならば、「失敗に備える」軍備の充実は尚更必要でしょう。神ならぬ人間が携わる以上、失政は政治の本質ですので。失敗しない政治など、それこそ非現実的ですね。 https://t.co/7JJ93hyUPL