『売れない作家の妻ですが』⑪
私の「わかりにくさ」は、私が売れない作家である最大の理由であると同時に、作家としての私の生命線でもあると思っています。「川崎昌平? ああ、○○の人でしょ?」となった瞬間、つくれなくなってしまうので……。
『売れない作家の妻ですが』⑨(2/2)
契約書は作家の権利を守るものであると同時に、出版社に対する作家側の義務も明確にします。「それって一長一短だよなあ」と……売れない作家としては思うわけです。まあ、書き下ろしの単行本で完成間近にご破産にされるとさすがに思うところはありますが……。
『売れない作家の妻ですが』⑨(1/2)
作家さんと出版社(編集者)のトラブルなどでよく言われる「なぜ出版業界は事前に契約書を取り交わさないのか」という問題ですが……こんな目に遭いながらも、私は「契約書は〈事前〉には交わさないほうがよい」という見解を持っています。
『売れない作家の妻ですが』⑧
売れない作家は兼業じゃないと生きていけません。そして、兼業であるためには、作家以外の仕事も真面目にやらないとダメだと思っています。「オレの本業は作家だ! 会社員なんて片手間だぜ!」だと、多分、どっちも失敗する気がします。
『売れない作家の妻ですが』⑦
売れない作家にとって同人誌は生命線。思考を整理できるのが第一義ですが、企画を売り込むことにつながったり……何よりリアルな読者と出会えるのが楽しいのです。
今回は18時に更新できませんでした。次回から気をつけます!
『売れない作家の妻ですが』⑤
なかなかシビアな「実売印税」。1冊書き下ろして印税が20万円以下なんてこともあります。でもまあ、私はあまり気になりません。
『売れない作家の妻ですが』④
「連載したものが単行本」になれば「原稿料+印税」という収入が手に入ることになります。「書き下ろしの単行本」なら普通は「印税」しかもらえません。
収入面では前者が上かもしれませんが……自分のペースで執筆できる「書き下ろし」も、私は好きです。
『売れない作家の妻ですが』③
※「Twitter連載」のやり方を間違えたようなので、再掲載します。
『売れない作家の妻ですが』③
売れない作家の売れない所以は、お金に無関心なところにあるのかもしれません。でもまあ、作家を続けるためには、お金に執着しないほうがよい……私自身はそう思っています。