サンコミックス版鉄腕アトム・別巻。 『アトム還る』はTVアニメ第1作の後日談だが、三つ目やナギサ猿人など2年後の『三つ目がとおる』の要素が既に現れている。 作者と時代の関心事は、それまでアトムで描かれたような未来社会ではない。 例によって不定形・ケモノ系女性登場。

「大吉会は順調そのもの」。 うらやましい。 いま日本中探しても、メンバーが本音でストレートに「順調そのもの」と言える組織など、どこにも無いだろう。 大吉会の組員は幸せだ。

包丁人味平・カレー戦争編。 鼻田&マイク赤木のインド屋が辛さを選べるのに対し、味平の屋台カレーは単一の辛さしかできないのが弱点で、その克服が焦点になるが、4台位の屋台(シーンによっては9台)があるのだから、屋台ごとにルーの辛さを分けて作ることは可能なはず。 だがそのアイデアは出ない。

学研まんが日本の歴史⑪、田中正雄先生による田沼意次(もちろん悪役)。 二階俊博元幹事長にそっくりだ。 田中正雄先生は悪役・田沼の欲深くさもしい人格を顔(特に突き出た唇)で端的に表現している。読者の誰もこの人物に好感を持たない。 人間観察力と画力にうなる。 現実の二階氏もまた…。

ヤングなゴルゴ

登場人物の名前が一定しない。 下川原なのか村島なのか。 #包丁無宿

第1話のみ、桐の家の和木親方が「知木」になっている。 #包丁無宿

いじめ調査のそのまたアドバイザーなど不要 https://t.co/hnUaJK92Qn

いのうえさきこさんによる連載まんが。 児童・青少年向けページに載っており、ジェンダー系の話題や性加害&被害、ゲイといったテーマを、押しつけにならないようにしつつ、しかも果敢に扱っていて、(子供には難しすぎ、提示だけで終わったとしても)好感がもてる。

#たがわ靖之 の読切『無法寿司』。 主人公はヤクザの組から逃げているため普段はオドオドして奥に隠れているが、追い詰められると豹変。 「変身寿司屋」という意味では狼男寿司屋「月太郎」のプロトタイプと言える。 『#包丁無宿』の暮さんも、大日本料理会から逃げている面がある。

#たがわ靖之『パチンカー血風録』。 悪者が転ぶのを見て嘲笑う客たち。 その容貌や表情がとても良い。職業から人となりまでが見えるほどだ。

「パチンカー血風録」の時代からパチンコ店数は半減した。https://t.co/NaVfqjfWvM