とりいかずよし「くたばれ!とうちゃん」。
この父親はいつも正論を言う。そして息子の目線に「降りて」は行かない。激しく正義をぶつける。息子は父を恨み「くたばれっとうちゃん」と一人呟く。
恐ろしい葛藤。
いま父と子の葛藤を漫画で扱うと、父は単なる卑怯者か悪の黒幕になっていることが多い。
#みやわき心太郎 先生の作品に登場する、よく知らない人からよく知らない人への優しさが実にいい。
#アクションシリーズ
令和!ウルトラ警備隊
「誰しも間違って覚えてることがけっこう多いものです」
横山まさみち先生のサッカーまんが(貸本単行本?)。
内容はクソマジメと言えるくらいに硬く、しかも主人公(部活顧問)に悩みや迷い、葛藤がない。部員にああしろ、こうしろと次々指示するのみで話が進行して痛快ですらある。命令漫画と呼ぶべきか。
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小学生だった70後半~80年代、『パタリロ!』からは本当に多くのことを学んだ。
ソ連にKGBというものがあることも、KGBはカーゲーベーと読むことも、英国のことも、MI6も、冷戦も。
#エリア88。
80年代前半。
「20才のお嬢さん」とは大和航空社長令嬢・津雲涼子。
役職は不明ながら、涼子は同社で社長代理的な仕事をこなし、仏語もできる。
だがハタチなら四大卒ではない(短大?)。
しかもそれほど有能でありながら「嫁に行けば良い」と言われる。
現代では考えられないことだ。
殺人がバレるラストシーンでは「ウィーンウィーン」と横山光輝ロボットの機械音のような擬音が出るが、機械など出てこないので理解に苦しむ。
原作原稿には「(パトカーのサイレン)ウゝ~ッウゝ~ッ」と書かれていたのを、作画者が読み間違えたのではと推測。