「あなたが──陰陽師──なのですか?」
「この男が何とお伝えしているかは知りませんが、古臭い呼び方でいえば、そういうことです」
京極夏彦先生の小説『姑獲鳥の夏』のこの箇所は、
現代における『陰陽師』というモノのありよう、
陰陽師として振る舞い、
まわりの人間も
『そういうモノ』→
まっとうな本を買うか、
FGOのガチャ引くかで悩むの、
本当にいやなんだけど、
財布は
『両方やめろ』
と申しております。
漫画『ゲゲゲの鬼太郎/水木しげる著』の巨大妖怪ダイダラボッチは、千年前に封印された設定だったけど。
原作は、1971年11月末の週刊少年サンデーに掲載されていたから、
ダイダラボッチの封印は970頃で、
当時の陰陽寮陰陽師の賀茂忠行・保憲親子や安倍晴明の仕事だったのかも、
とか思ったり。
ザビエルの『X』ぽさは、
漫画『バテレンXX/』の、フランシスコ・ザビエル(Xavier)・10世(X世)の方が強いかもと思ったり。
されているので、
『小反閇作法并護身法』みたいに、体内の気を五聖獣という形で外に出すと、その分、体内の気がへってしまう、
というのは陰陽道に内包される中医学でもって、
陰陽師も自覚していた可能性はあるわけで。→
そういえば、
呪禁師はいたけど、
陰陽道みたいな『呪禁道』という一道を形成する前に絶えてしまったのに、
一時期エンタメでは
『呪禁師』
といわず、あえて
『呪禁道師』
『呪禁道士』
という言葉を使っていたなと思ったり。
56億7千万年後に宗教的高位存在が人間を救うと信じている人が、
その宗教的高位存在が前倒しで今から救済を始めます、
という人を
『そんなの信じてるの?』
と笑うのは、
宗教信仰としては譲れない部分ではあるとはいえ、
それはそれとして、
そっくり自分に帰ってくるのでは?
と思ったり。
私たちがどう思おうと、
スピリチュアル的なものは、既存の宗教・信仰・哲学・呪術などをバックボーンとしており、
不勉強や浅い理解で、
手っ取り早くお話にならないモノを作る人も多くいるとはいえ、
信じるにはそれなりの説得力が必要なのだから、
そこにナニカがあるかもと考えるのも必要かもと。